優柔の眠気は

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ほぼそうだとも

フランスの歴代作家はマザコンと呼べる人物けっこういる。
名だたる男性作家を挙げれば、ほぼそうだとも言える。
母親から離れられないマザコンと言うより、
子供にご執心な母親が多いと言ったほうがいいかもしれない。
そんな母親の影が見える人物として一般的によく知られているのは、
ボードレールやコクトー。
多くの作家は幼少期より天賦の才を有し、その利発ぶりが語られる。
それゆえに母親の執心はおさまらないとも言える。
ボードレールなどはその一人だろう。
だけどもコクトーだけは利発と言うより間違いなく劣等生だった。
母親はコクトーを溺愛していた。
溺愛のあまり、その当時、ブルジョワの子弟が通い、
まだ、創設されてそれほどの歴史もないながら、
有力者を排出する学校として名高かったリセ・コンドルセに彼を入れる。
いい学校に入ると劣等生ぶりがかえって際立って、ついには彼は中途で退学となる。
そんなプータローをしていた彼の才を見出し絶賛したのはプルースト。
彼はリセ・コンドルセの20年ほど先輩にあたる。
プルーストはすでに社交界の寵児となっており、
母親に連れられて社交界にやってきたコクトーをお歴々に紹介したりと、
いろいろ面倒を見た。
その甲斐あってかコクトーは若くして社交界の渡り方を身につける。
プルースト自身は社交界以外を交遊することはなかったが、
コクトーは、訳の分からぬボヘミアンと呼ばれていたアーティスト
との付き合いもある。
ボヘミアンであった頃のピカソなどとも気軽に付き合う。
いい育ちのプルーストは、ブルジョワという殻を破ることはできなかったが、
コクトーはいとも簡単に殻を破り、その手の人物とも交流を深める。
そして訳の分からぬ現代詩を書く。漫画のような絵も描く。
プルーストは、彼の破格の柔軟性を羨んだという話もある。
コクトーはその後、映画も撮り、最後はフランス最高の叡智の殿堂と言うべき
アカデミーフランセーズの会員に選出される。
コクトーは間違いなく、学校も満足に行けなかった劣等生。
それがアカデミー会員だって?自分でもおチャラけて語っている。
学業や学歴をひけらかす人物は世の中に多いが、
学歴などは、才能がない者の、しがない拠り所。

コクトーを見るとそのように思えてきてしまう...



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