優柔の眠気は

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絵の趣きが体に浸み

新年の最初がトイレの話で恐縮だが、我が家のトイレにはカレンダーが掛かっている。
今年のカレンダーは”Florence Masterpieces”(フィレンツェの名作)だ。
昨年はゴッホの作品集だったが、一昨年は猫のカレンダーだった。

便座に座るとちょうど正面に見える壁に掛かっていて、対面することになる。
猫も可愛かったが、昨年ゴッホにしてみるとこれがまた良い。
数分間、下腹に力を込めながら絵をじっと見つめていると、じわじわと絵の趣きが体に浸みこんでくる。
1枚の絵に1か月対面するので隅々まで鑑賞でき、毎日新しい発見があった。
去年1年間で、すっかりゴッホのファンになった。

今年のフィレンツェの名作は、「ヴィーナスの誕生」などの絵画や彫刻の写真が月替わりになる。
1月はアカデミア美術館のダビデ像で、元旦、これを目にした時はいささか衝撃的だった。
正月早々、男の裸である。

毎日、便座に座りながらダビデ像を見ていると、あることに気が付いた。
最初に目が、ダビデの股間に行くのである。
始めのうちは単に股間が気になるからだろうと思っていたが、そうではない。
股間に引き付けられるのである。

連れ合いによれば、作者のミケランジェロは同性愛者で、女の裸には興味がなく、男の裸に名作があるというが、昨年フィレンツェでいくつかのミケランジェロの彫刻を見て、納得した。
男の裸への目線と力の入れ方が違う。

カレンダーのダビデ像の股間に目が行くのも宜なるかな。
アカデミア美術館で実物を目にした時も、思わず股間のアップ写真を撮ってしまったが、その写真を載せるのは控えておく。
ミケランジェロのダビデ像の股間は、見る者の目を捉えて離さない。

こかん【胯間・股間】
またの間。またぐら。

コには胯と股の字がある。
胯は「肉」+「夸」の会意兼形声文字で、「夸」は大きく曲がった姿を表し、両足を大の字に開くこと、∧形に開いたまたの間の意になる。
股は「肉」+「殳」の会意文字で、「殳」は手で持つ「たてぼこ」のことで、股は「もも」の意になる。

日本国語大辞典では、江戸後期・天保年間に書かれた『江戸繁昌記』の用例が最初で、「両国の煙火」の項に、「諺に云、阿娘股間に千金を懸くと」とある。
阿は親しみを込めて表す際に冠するもので「阿娘股間に千金を懸く」は、「娘さんの股間に千金を下げる」ということになるが、著者の寺門静軒の引用する諺は不明で、どういう意味なのかわからない。
「近世股を売りて産を為す者多からずとせず」と続くことから、その手のことなのかもしれない。

大和言葉の「またぐら」の用例は、室町時代からだ。



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